GWも終わり、大学の講義も再開しました。

皆さんは、どうお過ごしでしょうか?

僕は…ん~、休みボケですかねぇ。なかなか講義に集中できません。

夏休みまで、もう休みがないということを考えると…少し憂鬱です。


そこで、今日も自主的に休講を作りまして、友達と合流。

典型的な大学生をやってしまいました。

アズ

でも、ちゃんと理由はあるんですよ。

新聞屋さんから、野球のチケットをもらってしまったので、

神宮球場に行かなきゃいけないという理由が!

最後の講義まで出ていたら、試合が終わっちゃうんです…。


というわけで、行ってきました神宮へ。

ヤクルトvs日本ハム

今日の試合は、今年から始まったセ・パ交流戦「日本ハムvsヤクルト」です。

神宮球場には久しぶりに来ました。4、5年前に六大学野球で来て以来。

プロの試合は、小学校の頃の東京見物以来です。


プロの球は速いですねぇ。平気で145キロくらい出てました。

五十嵐投手に至っては、150キロ!!スゴイの一言です。

僕は、ヤクルトのファンでも日ハムのファンでもないですが、

スター選手が打席に立つ度に周りの応援に便乗して盛り上がりましたよ。

『新庄~!!』とか、『古田ぁ~』って。

(日ハム側に座ったので、古田の時は控えめに)

気持ちよかったです。でも、寒かった…。ウインドブレーカーを着ていくべきでした。

ハイ、チーズ。 神宮

試合は4-2でヤクルトの勝ち。

最近、僕が応援する方は(今回は日ハム側に座ったので日ハムです)

負けてばっかり…。(笑)

まぁ、アウェーチームばかり応援しているせいですかね。

ヤクルトの勝ち!

まだ少し寒かったですけど、やっぱりスポーツはいいですね。

授業に出ずに来るのは気がひけますが、(笑)また新聞屋さんがチケットを持ってきてくれたら、授業を休んででも来ようと思います。

恋の門 ★★☆☆☆ 

監督:松尾スズキ

主演:松田龍平、酒井若菜

タイトル: 恋の門 スペシャル・エディション (初回限定版)

ストーリー

で漫画を描き“漫画芸術家”を自称するモテない貧乏青年、

蒼木門(松田龍平)

彼は、ひょんなことからOLの証恋乃(酒井若菜)と知り合い、

その夜一緒に彼女のマンションへと向かう。


しかし、恋乃の正体は狂信的なコスプレイヤー

恋乃は、門を自分が扮する格ゲー・キャラクターの

相手役に仕立てようとしていた。

しかも、コミケではかなりの人気を誇る同人誌漫画家だった。

同じ漫画家でありながらあまりに対照的な恋乃にショックを受け逃げ帰る門。


そんな門を恋乃は

『お互いをもっと知るきっかけに…』

と、アニメソング界の人気者、阿部セイキの「ファンの集い一泊ツアー」に誘う。

ツアーの費用を工面するため、門は元売れっ子漫画家の毬藻田(松尾スズキ)

が経営する漫画バーでバイトを始めるのだったが…。


レビュー

劇団「大人計画」を率い、最近ではエッセイや小説も発表し、

高い評価を得ている鬼才・松尾スズキの初の長編映画監督作品です。


漫画、アニメ、コスプレ、ゲームetc…

ありとあらゆるサブカルチャーが入り乱れ、目まぐるしく場面が展開していきます。

僕にとっては馴染みの薄い、いわゆる〝オタク文化〟だけに、

ストーリーの散散さが、かえって心地いいという感じでした。

いやぁ、日本の中にはこんなディープな世界があるんですね。

理解とか共感には至りませんが、感心しました。


主演の二人も、キャラクターが立っていて見所あり。

松田龍平って映画「御法度」の時は、

美形・妖艶みたいな雰囲気だけがウリでしたけど、変わったなぁと思いました。

お父さんとは違った雰囲気の俳優さんに育っていくんでしょうね。


酒井若菜と松尾スズキが絡んでいるシーンを見ると、

TBSドラマ「マンハッタンラブストーリー」を思い出します。

結構好きなドラマでした。(ベタなギャグとかね)


この「恋の門」は分類するとしたら、B級サブカル系コメディでしょうか…。

(そんな分類ってあるのかな?繋げただけだけど…)

ストーリーとか、テーマとか一切気にせずに観るのをオススメします。

星は2つ


恋の門 公式ホームページ

半落ち ★★☆☆☆

監督:佐々部清  脚本:横山秀夫

出演:寺尾聰、原田美枝子、柴田恭平 他

タイトル: 半落ち


ストーリー

『私、梶聡一郎は、3日前、妻の啓子を自宅で首を絞めて殺しました』

現役警察幹部・梶聡一郎(寺尾聰)の自首から物語は始まる。

アルツハイマー病に苦しむ妻・啓子(原田美枝子)の


『自分が壊れてしまう前に、息子を覚えているうちに殺して』


という嘆願に応えたのだという。

(梶夫妻は、7年前に急性白血病で息子を亡くしていた)

しかし、そこにはひとつの謎が残った。


自主をするまでの空白の2日間に何があったのか…。

なぜ、梶は自殺という道を選ばなかったのか?


取調官の志木(柴田恭平)は空白の2日間に固執したが、

スキャンダルを恐れた県警幹部は調書を捏造し、 事件の幕引きを目論む。

しかし、「空白の2日間」についての県警の発表にウソがあることが、

『梶が東京行の新幹線ホームにいた』

という目撃情報のタレ込みで明らかになる。


事件の推移と共に、担当検事・佐瀬(伊原剛志)、弁護士・植村(國村隼)、

スクープを狙う新聞記者・中尾(鶴田真由)、裁く判事・藤林(吉岡秀隆)が、

各々の人生を背負い、思惑を抱え事件の真相を暴く為に、

梶の人生、梶という人間そのものに近付いていく。


梶が語ろうとしない事実とは何か。


人は、何を支えに、何を励みに生きるのか。

人が人として、輝いて生きるための〝よすが〟とは…。

命の意味を問うミステリー。


【公開時コピー】

男はなぜ、最愛の妻を殺したのか――
男はなぜ、あと1年だけ、生きる決心をしたのか――?




レビュー(ネタばれあり)

命の意味、嘱託殺人、アルツハイマー病、急性白血病の骨髄移植、

面子にこだわる警察の体質、マスコミの倫理観…。

テーマが多すぎる。しかも、どのテーマも重い。

全てをチョコチョコと絡ませて、2時間という枠の中に入れるものだから、

何だか1つ1つが薄っぺらくなってしまった印象です。


役者陣は豪華です。いえ、豪華過ぎます。

これもテーマと同じく、登場人物の描写に時間を割けないものだから、

役者個人の持つ雰囲気や力で…という感じがしました。

そんなことするくらいなら、もっと絞って描けばいい。

原作をそのまま再現するのは無理です。

映像化する段階で、どこを中心に描きたいのか選択すべきだと思いました。


それから、タイトルの
〝半落ち〟とは警察用語で

容疑者が容疑を一部自供するも、完全に自供はしていない状態

のことを言います。

つまり、この作品の場合、空白の2日間の梶の行動ということになるんですが、ミステリー的な要素はほぼ皆無です。

そういう意味では、ミステリーかどうかは微妙なところですね。


僕はこの作品を観て、


〝最愛の人に「殺してくれ」と言われたらどうするだろう〟

〝僕が梶の妻と同じ立場になったら、「殺してくれ」と言うだろうか〟


と考えました。
皆さんも、考えたのではないでしょうか。

僕の結論は、どちらもNOです。

その状況になっていないから言えるだけだ、と思いますか?

確かにそうかもしれない。

でも、「殺してあげる」と言えますか?「殺してくれ」と言えますか?

では、僕らは何のために生きているのでしょうか。

きれいに死ぬ為ですか?死ぬ為に生きていくのですか?


それではあまりにも悲しい。

生きて、生きて、生き抜いた結果「死ぬ」のだと思うんです。

(僕には難しい死生観はわかりませんが…)

僕は生きたい。見苦しい姿になったとしても、生きていたい。

最愛の人にも生きて欲しい。そんなことを考えました。


…というわけで、今回の評価は星2つです。

映画としては、不満が残ります。

でも、命について考える機会を提示している事、

新しい切り口のミステリーだろうという点で、星2つにしました。


最後に、森山直太郎の歌の音量の大きさにビックリして、

慌ててボリュームを絞ったことを付け足しておきます。


半落ち 公式ホームページ

笑の大学 ★★★★

監督:星護

主演:役所広司、稲垣吾郎

タイトル: 笑の大学 スペシャル・エディション


ストーリー

舞台は昭和15年。日本は戦争への道を歩み始めていた。
国民の娯楽である演劇は規制され、台本も上演前に検閲を受けていた。
そんな時代に、警視庁の取調室で出会った2人の男。


1人は笑ったことのない男。

情け容赦ない検閲官の向坂睦男(役所広司)


1人は笑いに命をかける男。

劇団「笑の大学」座付作家の椿一(稲垣吾郎)


向坂は、このご時世に喜劇など上演する意味がないと考えている。
「笑の大学」を上演中止に持ち込むため、

椿の台本に対して「笑」を排除するような無理難題を課していく。

一方椿は、上演許可を貰うため、向坂の要求を飲みながらも

「笑い」を増やす抜け道を必死に考えていく。

しかし、執拗な向坂の要求は、

皮肉にも台本をどんどん面白くする方向に向かってしまっていた。

いつしか2人は夢中で喜劇台本を創り始める。
やがて、2人が創り上げる傑作喜劇とは。
完成の瞬間、2人に訪れる宿命とは。(公式HPより)


レビュー (ネタばれ)

三谷幸喜の脚本が素晴らしい。

彼の作品には、必ずと言っていいほど「密室」が登場します。

「王様のレストラン」「ラジオの時間」「オケピ」。

ある意味では「古畑任三郎」もですかね。

閉じられた空間の中で、そこにいる人間が繰り広げるドラマ。

これが三谷作品の核(コア)ではないでしょうか。


そして、キャスティングが素晴らしい。
役所広司は、とても巧い役者です。

笑ったことのない〝カタブツ〟の男がいるとしたら、

こういう人なんだろうなぁと思いました。

あえて苦言を申し上げるとすればですね、(僕ごときがですが)

もっと〝イヤミ〟な部分があっても良かったと思います。

〝いい人〟な部分が生かされるためにも、悪さというか毒っぽさというかが欲しかったですね。


吾郎ちゃんは、頑張ってるなぁと思いました。

やっぱり役所広司と比較すると、一番重要な部分での演技力に欠けるかなぁと。

物語のラスト、吾郎ちゃん演じる椿に届く「赤紙」(召集令状)。

そんな状況なのに、自分を追い込んで「笑い」を模索する。

ここが僕は重要だと思うんですけど、戦争へ駆り出されることで、

「笑い」と縁を切らないといけないことへの悲愴感、哀愁みたいなものがもう一歩かなぁと。でも、役所広司と比べるからであって、充分伝わってはきましたよ。

僕は号泣しましたから。(笑)


「赤紙」が届いたことを、向坂に伝えるシーン。


『おめでとうございます!』(向坂)


『ありがとうございます!』(椿)


ここは何度観ても涙が出ます。

巨大な権力に逆らえなかった時代。どんな想いで戦地に向ったんだろうなぁと。


今回の評価は星4つ。吾郎ちゃんの演技の部分を引いても5つです。

では、減点分の星はというと、予告部分で多くを見せ過ぎた点です。

特に、向坂の印象的なセリフを数多く見せてしまった事で、

『あぁ、まだあのセリフが出てないから…』って先読みしてしまいました。

映画自体の僕の評価は5つですけど、宣伝の部分も重要視して星4つです!

(マチアキ風に)


お腹を抱えて笑える作品だし、色んな事を考えさせられた作品でした。


笑の大学 公式ホームページ

オー!マイDJ(アンニョン!UFO) ★★★☆☆

監督:キム・ジンミン

出演:イ・ウンジュ、イ・ボムス 他

タイトル: オー ! マイDJ

ストーリー

子供の頃、UFOを通じて世の中をたった一度だけ見たことがある

先天的視覚障害を持つギョンウ(イ・ウンジュ)。彼女は失恋の痛手を癒すため、

UFOが出現したというクッパバルという町に引越しをする。


相談所で働く彼女は、毎晩クッパバル行きの最終バスに乗って家路につくが、そのバスにはいつも失恋の痛みを訴えるメッセージと、これをやさしく慰めるラジオ放送「パク・サンヒョンとティティバンバン」が流れていた。

このバスの運転手はサンヒョン(イ・ボムス)。

実はこのラジオ放送は本物ではなく、

サンヒョンが趣味で夜な夜な録音しているオリジナル番組だったのだ…。


ある日、街でギョンウに偶然出会ったサンヒョンは、

恋心から彼女に名前も職業も偽ってしまう。

そして、思わずついてしまったバカな嘘が彼女にばれないよう、

サンヒョンの四苦八苦の二重生活が始まる。


レビュー

韓国映画の王道、そしてラブコメの王道という感じですね。

恋路を邪魔する弊害であったり、主人公に障害があるなど、

韓国映画は(特に恋愛モノ)悪く言えばワンパターンですが、

ある程度のデキは保障されていますね。

僕は嫌いじゃないですよ、韓国映画。観終わった後に、スッキリしますし…。


サンヒョン役のイ・ボムスのコミカルな演技と髪型がいいですね。

気になる女の子の前で、ちっちゃな嘘を重ねててんてこ舞いになる。

わかる気がしますねぇ。最近はそんなこともトンとなくなりましたが…。

関係ないですけど、『竹中直人に似てるなぁ』

と観ながら、ずっと思っていました。動きとかがね…。


ギョンウ役のイ・ウンジュさんは先日亡くなったそうです。

僕もテレビのニュースで観ていました。

彼女は、とても笑顔の可愛らしい役者です。

あんなふうに笑いたいなって思える笑顔なんですね。

この作品の中でも、すごく愛くるしい笑顔を見せています。


今回の評価は星3つ

観終わった後のスッキリ感、

そしてイ・ボムスの演技とイ・ウンジュの笑顔で星3つです。

今日は美容院に行ってきました。

2ヶ月近く行ってなかったので、伸び放題でしたがさっぱりしました。


皆さんは、美容院に行った時、どんな風にオーダーしますか?


『この雑誌のこの髪型みたいにしてください』

『短めで、さっぱりした感じで』


などでしょうかね。(わかりませんが…)


僕は、このオーダーに手こずるんですよ。

まず、天パーで太い髪質。


『あぁ、結構パーマ落ちちゃってますね。今日はパーマはどうします?』


『あ、いや、天然ですから…』


みたいな会話から始まって


『じゃあ、これを生かしましょう』


『スミマセン、そうしてください』


って感じになるんですけど、〝生かす〟って言ってもねぇ…。

まぁ、それなりにしてくれるって事でしょうけど、

この時点で、何だか天パーでスミマセンって感じになってしまいます。


それから、僕はモミアゲが生えてないんですね。

これを伝えないと、ヘルメットになっちゃいますから面倒です。

モミアゲが綺麗に生えている人を見ると、羨ましくなりますね。

いや、ほとんどの人が羨ましい。

なんたって、天パーですから。

雑誌に載っている髪型を希望しても、絶対になりません。

だから、何をどう伝えて良いのか途方にくれるわけなんですね。


で、今日の美容師さんの話に飛ぶんですが、今日は楽だった。

僕を担当してくれた美容師さんも、天パーだったんですね。

『みなまで言うな』

って感じで、伝えたい事をわかってもらえました。

しかも、24歳で同じ歳。

カットしている間中、話し込んでしまいました。



今日でGWも終わりです。

『頭もスッキリしたし、頑張るぞ!』

と言いたいところですが、明日のゼミの予習が、手付かずのままなんです。

さーて、どうしたもんか…。

今日は、池袋のジュンク堂へ料理の本を探しに行きました。

イタリア料理(パスタ関連)とケンタロウさん(料理研究家)の本を一通り読んだ後、

『卵とチーズのおかず』という本に出会いました。


著者: NoData
タイトル: 卵とチーズのおかず

僕も彼女も卵やチーズを使った料理が好きなので、迷わずにこれを購入。


『ボク、乳製品好き!』


『よし、今日はキッシュを作ってやる!』


ってわけで、西武でフランスパンを買って帰宅です。

本のままのレシピだと、著作権に引っかかりそうなので、アレンジしました。


きのことホウレン草のキッシュ


キッシュ


【材料(2人分)】

(卵液)

卵…2個

生クリーム…1/4カップ

牛乳…1/4カップ

(具)

しめじ

エリンギ

ホウレン草…1束

ベーコン…2~3枚

玉ねぎ…1/2個

にんにく…1かけ

チーズ(とろけるタイプ)…40gくらい

バター・塩・コショウ


【作り方】

具材の準備。

玉ねぎ、にんにくをみじん切りにしてバターで炒める。

しめじとエリンギ、ホウレン草を加えてしんなりするまで炒める。

卵液の用意。

卵2個に生クリームと牛乳を入れてよく混ぜ合わせ、塩コショウする。

耐熱皿にバターを薄く塗り、炒めた具材、ベーコン、チーズを敷き詰める。

卵液をこし器でこしながら加える。

全体を平らにならし、180℃に温めたオーブンで25分くらい焼く。

(表面が少しキツネ色になるくらいまで。)

熱いうちに食べるもよし。冷めてからでも美味しいよ。


難しいのかなと思っていましたが、意外に簡単でした。

フランスパンとかと一緒に食べると美味しいです。

中に入れる具は、色々考えられそう。トマトとかサーモンとか。

『こんなのが美味しいよ!』ってのがあれば、教えてくださいね。

5月になりました。

皆さんは、GWいかがお過ごしでしょうか?

僕は大学が大型連休を用意してくれたので、9連休です。

(金曜日のゼミをサボれば、12連休ですが…笑)


今日は、彼女と東京国際フォーラムへ

〝ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(「熱狂の日」音楽祭2005)〟

というコンサートに行ってきました。


ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン


この〝ラ・フォル・ジュルネ〟はフランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭なんだそうです。毎年テーマとなる作曲家を設定して、朝から晩まで様々な団体が同時多発的にコンサートを開くというスタイル。欧州以外で開催されるのは今回が初めてらしいです。


東京開催の第1回となる今年のテーマは、『ベートーベンと仲間たち』。

交響曲からピアノソナタ、弦楽四重奏曲まで

「ベートーベンにどっぷりと溺れろ!」というわけです。


ベートーベンと仲間たち


しかも、1ステージ約1500円という驚きの安さ!

1日にいくつもコンサートを〝はしご〟出来るなんて素晴らしい企画です。

こういうコンサートが定着して、広まってくれるといいなぁと思いました。


東京国際フォーラム


さて、僕が聴いたのはイベントの大ラス。交響曲第9番『合唱付』

僕は長いこと合唱の世界にいたので、馴染みのある楽曲でしたが、

5月に〝第九〟というのは初めて。〝第九〟といえば年末というイメージが強いですからね。母親にも『5月に第九?何で?』って言われました。


演奏の方ですが、もちろん凄くよかった!

フランス国立ロワール管弦楽団の演奏と晋友会(合唱団)の演奏は、飽きることなく楽しめました。バス(ベース)のソリストの、低音の伸びがイマイチ…という部分もありましたが、久しぶりのクラシックコンサートを存分に楽しめたと思います。やっぱり、生の音は良いですね。


期間中の来場者が11万人を超えたらしく、

来年からも〝ラ・フォル・ジュルネ〟は続くそうです。

ぜひ、皆さんも来年行かれてはどうですか?

尼崎で起きた福知山線の事故には、心が痛む。

心が張り裂けるような気持ちになるのは、もう十分だ。


僕は、大学でジャーナリズムを扱うゼミに所属している。

それゆえに、今回の脱線事故に関しての報道には、どうしようもないやるせなさがある。いや、自分自身に対するやるせなさなのかもしれない…。


僕らは、新聞やニュース、インターネットなどの報道を通してしか事故の悲惨さを知ることができない。僕自身、毎日ニュースや新聞にかじりついている。

マスコミは今、〝事故原因を徹底検証〟などと銘打って、鉄道アナリストだか元国鉄運転手だかを連れ出して事故の原因追求に躍起になっている。

確かに、事故の原因を明らかにする事は、今回のような惨劇を2度と繰り返さないようにするために重要だと思う。

しかし、今のマスコミがやっている事は純粋な事故原因の追究なのか?

『未確認の情報ですが~』

『○○の可能性が高いということですね?』

というような報道を見ていて、疑わしく思うのだ。

事故調査委員会が

『原因究明には、かなりの時間がかかると思われる』

と発表しているのに、

『運転手は経験不足で問題がありそうですね』

というような報道が多いのはなぜだろう?


別に、運転手に問題がないと言っているのではない。

実際、制限速度を超えたスピードで走行していたようだし、オーバーランについては虚偽の報告をしていたらしい。しかし、それらの事実がわかる前から『問題がありそう』としたのは、原因追求よりも誰かに責任をなすりつけたかったのではないか。うまく言えないが、誰かに責任を負わせることで『自分は悪くない』とでも言いたいような報道だと感じた。憶測を絡めた報道は、事実をも歪曲させる。客観的な立場に立った報道(本来そんなものがあるのかは別にするが)をすべきではないのか。


それにしても、JR西の事故後の対応には誠意が感じられない。

〝置き石〟発言に始まり、車掌が事情聴取されていることを発表しながらうやむやにするなど、何とかして体裁を整えたいという気持ちばかりが見える。

誰に対して謝罪しているのだろう。彼らの目は、被害者や犠牲者に向いているだろうか。


もうひとつ気になることがある。

被害者や犠牲になった方の遺族に対する報道関係者の姿勢だ。

僕は現場に居るわけではないし、報道の現場を理解しているわけでもない。

でも、テレビの画面から伝わってくる彼らの雰囲気は異様で、普通の神経だとは思えないのだ。

遺体安置所に向かう人を一斉に取り囲み、マイクを向ける。フラッシュをたく。

『JRに対して言いたいことは?』

『どなたが亡くなられたんですか?』

と、質問の嵐をぶつける。僕が家族の立場だったら、何よりも事故にあったことに対する悲しみが先行するだろうし、一人にして欲しいと思うだろう。

被害者や家族を取り囲むのは、彼らの怒りを増幅させるだけだと思う。

『あなたに代わって、僕たちマスコミがその怒りを代弁しますよ。それが役割ですから。』

と言うつもりだろうか。本当に被害者はそれを望んでいるのだろうか。


今回の事故を通して、報道のあり方にやるせなさを感じた。

しかし、始めにも書いたように、このやるせなさは僕自身に対するものでもある。

僕は報道のあり方に疑問を感じながらも、一方でそれを容認し求めているのかもしれない。事実に忠実な報道をすべきだと思うが、原因を早く知りたいとも思う。事故の事に心を痛めているが、「自分でなくてよかった」と、どこかで思っている気もする。そんなことを思うあまり、僕自身が報道に対してこのやるせなさをぶつけているのかも…。


しばらくの間、このやるせなさから脱することはできそうにない。


ただ1つはっきりとしているのは、

今回のような事故が二度と起こって欲しくないということ。

月並だが、被害者の方の回復と、亡くなられた方の冥福を祈りたい。

彼女からメールを受信。


『おやきが作れるようになった』


それならば作ってもらいましょう、というわけで長野名産〝おやき〟の紹介です。

僕は長野出身ですけど、おやきを食べた記憶ってそれほど無いんです。

どちらかというと、北信(長野市の方)の名産なんでしょうね。

僕は中信出身ですから、おやきよりも寒天とかの方が愛着があります。


皆さんは〝寒天パパ〟とか知ってますか?

微妙なネーミングですけど、僕はよく食べましたね。

タッパーに寒天液を流し込んで固める簡単なゼリーなんですが、

青りんご味とかグレープ味とかあって、子供の頃からすごく好きでした。


話が寒天に反れてしまいました。

では、おやきの作り方です。


野沢菜のおやき ベーコンチーズおやき


おやき 豚肉と野沢菜のおやき ベーコンチーズおやき


【材料】

(生地)

小麦粉…200g

ホットケーキミックス…30g

水orぬるま湯…100cc


(具)

野沢菜

豚肉

ごま油

調味料(塩・コショウ・醤油)

ベーコン

チーズ


【作り方】

生地の準備。小麦粉とホットケーキミックスを混ぜ合わせ、水(ぬるま湯)を入れてこねる。耳たぶくらいの硬さになったら、20分~30分生地を休ませる。

(生地の分量は適当でも大丈夫。元々おやきは適当でレシピなんて無いのかも)

具の準備。

豚肉と野沢菜を細かく切り、ごま油で炒める。塩コショウ、醤油で味付け。

ベーコンとチーズ(プロセスチーズなど)は包める程度の大きさにする。

生地を6~8等分にし、用意した具を包み込む。

フライパンに油をひき、おやきに焼き色をつける。

蒸し器があれば、蒸し器で10~15分。無ければ、水を少し入れて弱火で10分程蒸し焼きに。

アツアツを食べるべし。


おやき作りの基本は〝細かい事は気にするなかれ!〟ということ。

色んな具を入れて楽しんでみてください♪